(しかし寸前で彼のメガネに当たってしまい、“それ”は未遂に終わった。)
……。…?
(目をぱちくりさせながら貴女を見つめる夷澤。
しかしすぐに状況を把握し、真っ赤な顔で貴女の肩を押し返してきた。)
ばッ…馬鹿じゃなッ……!何し………ッ。
―――い、いいからこっち見てねえでさっさと勉強続けてくださいよ!!
オレだって忙しいんすからね!!す…好きであんたの勉強見てやってるわけじゃないんすから…!!
次オレの事からかいやがったらッ……か…からかいやがったら、お…怒りますからね!!
【キスしようとして眼鏡にあたる2】