【夷澤】
――――ッ…え。
そ、“そんなことない”…って?

どういう……


(一瞬の隙を突き、夷澤の首に抱きつく貴女。
バランスを崩し、体操マットの上へと倒れ込んでしまった。)


【夷澤】
痛ッてて……ッセンパイ!
いい加減にしねえとッ―――……


(怒られるのを覚悟で、貴女は夷澤に口付けをした。)


【キスしないと出られない部屋に閉じ込められる17】