――――…しましたよ。
双樹サンに連絡してください。


(勿体振ったわりには額で終わらせた夷澤に、抗議の眼差しを向ける貴女。)


センパイはオレの気持ちを知らないから、簡単にキスなんてお願い出来るんです。

……。分かってください、センパイ…。
オレは、あんたのことを誰よりも大事にしたいんですよ。


(夷澤の目を見て、何も言えなくなってしまった貴女。
仕方無く双樹に連絡することにした。)


【キスしないと出られない部屋に閉じ込められる10】