(悩む素振りもふざける素振りも見せず、貴女はハッキリ言い放った。)


【夷澤】
………ッ。そ、そんなことどうだって良いっすから。
早く掃除を済ませてきてください、…○○サンッ。


(必死に口元の緩みを隠しながら、夷澤は貴女を教室まで連れていった。
何故かその日から、人前に居る時は下の名前で呼ばれることが増えた。)
【カップルと間違われる3】