うわッ!?

えッ!?ちょ……□□センパイ、いつからここに……!?

(呆気に取られている貴女を見て、顔色がだんだん青くなっていく夷澤。)

ち…ちち違いますからねッ!!なんかオレが一方的に叩きのめしたみてえに見えたでしょうけど、
あいつが先にね!きょ…凶器をですね!持って入ってきて、話が通じそうになかったからそのッ……!!

…………。すみません、怖いもん見せちまって…。


(自身の説明を言い訳がましく感じたのか、トボトボと寮へ歩いていってしまった。)


【双樹】
……。せっかく会いに来てくれたのに、ごめんなさいね○○。
いつもはああじゃないのよ?よく誤解されるけど、夷澤が拳を振るうのは誰かを守る時だけだから。
【ちょっと夷澤の様子を見てくる3】