えッ。マジっすか?
……ヘヘッ。言ってみるもんっすね。―――ああ、いえ、何でもないです。


(その時、授業開始を知らせるチャイムが鳴り響いた。)


………。


(申し訳無さそうにチラッと貴女を見る夷澤。
しかしチャイムなど気にせず寮へと歩き出した貴女を見て、心底嬉しそうに後からついてきた。)


【だめ!ちゃんと休まないと!03】