(額に夷澤の手が当てられた)

……。全然大丈夫じゃないでしょ。熱があるじゃないすか。
こんな時にまで気ィ遣って…なんでオレのこと頼ってくれないんすかッ。

(返答に困っている貴女を支える夷澤)

保健室まで一緒に行きます。アンタの“大丈夫”は信用出来ませんからね。
雛川先生への報告は後でいいっすよ。


……えッ?オレの授業っすか?

ああ、平気っす。オレの成績はいつも学年トップっすから。
一限サボったくらいじゃビクともしません。


(少々イラッとしつつも保健室まで連れていってもらった)
【だ、大丈夫…】