い、いやあ…それは…。それはマズいんじゃないすか?センパイ。
いくらしつこかったからって嘘はダメっすよ。

……。仕方無いっすねえッ。
大事なセンパイを“嘘つき”にするわけにはいかないんで…オレも話を合わせておいてやりますよ。


―――いやいや、大丈夫っすよ。全然迷惑とかじゃないんでッ。
咄嗟にオレの名が出るほど頼りにしてくれてるみたいだし、後輩としてセンパイの期待にはちゃんと応えませんとねッ!
【しつこかったから、夷澤くんと付き合ってるって嘘吐いちゃった…2】