（何も写っていない画面を指差す二人。）

【神鳳】
ずいぶん仲が良さそうですね…。
それにとても端正な顔立ちをした青年だ。

【双樹】
ほんとッ。なかなかハンサムじゃない！
もしかして○○の彼氏？


【夷澤】
―――！？


（すごい勢いで駆け寄り、携帯を覗き込む夷澤。）


【双樹】
やあねぇ、冗談よ！こんな子供だましに引っ掛かるなんてッ。
おバカさんねぇ夷澤は。

【神鳳】
素直に最初から“話の輪に入りたい”、“写真が見たい”と言えばいいものを…。
フフフ…本当にお馬鹿さんですねぇ君は。

【夷澤】
～～～ッ！！ぐッ……！だッ…誰のために仕事片付けてやってると思ってんだ…！！
手伝う気がねえならさっさと帰れよッ！！