……。さっきから、センパイの体からあいつの匂いがしてたんでね。
もしかしてって…冗談のつもりで言ったんすけど……。

そっすか。本当に…抱きついてたんすか。


(口を滑らせてしまったことを悔いつつ、動揺を悟られないよう夷澤から顔を背ける。)


………。□□センパイ。
誰のこと考えてんすか?オレのこと見てください…。


(顔はどんどん熱くなる一方。夷澤から顔を背け続ける貴女。)


【えっ、抱きつくところ見てたの!?】