嫌…?センパイと居ることが?

……。何度も言ってるでしょ。オレは□□センパイの力になるために一緒にいるんです。
あんたがオレから離れられないってのは…寧ろその……。…。う、嬉しいことなんですよ。

だから、オレの知らねえところで勝手に悩んで泣かれた方が迷惑なんです…。
センパイだけに辛い思いはさせたくないんすよ。


(それでもまだ俯いている貴女を見て、夷澤は頬を赤らめた。)


………。あーー、もうッ…。

離れられなくなってるのはオレも同じですからッ!
センパイのためじゃありません!オレのために、あんたには傍に居てもらわないと困るんです!
一番あんたを必要としてるのは、いつだってオレの方ですッ…!!

ッ…わ…分かったらそんなシケた顔二度と見せないでくださいッ…!
【え…嫌じゃないの?】