(最後まで冷たい態度を取ったまま、皆守は教室から出て行ってしまった。
慌てて喪部に謝る貴女。)

【喪部】
―――いや、気にしてないよ。
“注目の的”を嫌う奴って、どこにでも居るからね。

【八千穂】
……。ふ、普段はあんな意地悪言わないんだよッ…。
いつもダルダルだけど、優しい所もいっぱい――――……

【喪部】
せっかくの気遣いを無下にしたくないから付いてきたけど…正直言って、彼に興味は無いんだ。
今日はありがとう、○○。君の気持ちは嬉しかったよ。


(そう言うと教室から出て行ってしまった。)


【■皆守と八千穂を紹介する3】