(振り返ると、いつの間にか喪部が。)

生徒会の中では唯一僕ら側に寝返りそうな役員なのに、なぜ生徒会に所属し続けるのか疑問だったんだ。

君と夷澤クンが話しているのを見ているうちに、ようやく分かったよ。
それは偏に、○○の存在があったからなんだね。


生徒会にいれば校則破りはすべてチャラだ。
権力という名の暴力で、どんな奴でも捻じ伏せられる…。

生徒会に対する不満はあるが、大事な先輩を守りたい一心で必死に耐えているってわけだ。


【■夷澤と話している所を見られる3】