【皆守】
………。………。――――チッ。


(階段を下りようとした貴女を、背後から皆守が呼び止めた。)


【皆守】
……。やっぱ、今日は授業に出る。


(驚きながらも喜んでいる貴女を見てウンザリする皆守。)


【皆守】
――――勘違いするな。お前のせいで眠気が吹っ飛んじまったから、仕方無く出る気になっただけだ。
ったく。せっかく良い気持ちで寝てたってのに…。




………。…?
何ぼーっとしてんだ。早く教室に行こうぜ。
【…分かった、皆守くんが教室に居ないと寂しいから明日はちゃんと出てね(渋々帰る)】