―――ッ!ちょッ……ちょっとセンパイッ…!

(先程までの横柄ぶりが嘘のように、焦った顔で貴女の肩をぽんぽん撫で始める夷澤。)

いやッ……あの……。

すみません…。ちょっと今のはキツい言い方でしたね…。
……。い、言っときますけど、全然ムカついてねえし、可愛くねえってのも嘘ですからッ。


………。オレが勝手に妬いちまっただけです。
もう忘れてください…。
【……ぅ…うえぇぇぇん!!(いきなり怒られて怖くて泣き出す)】