(気持ちをチョコへ書いて了見へ渡した。
色んな感情がぐるぐるして、了見の顔が見られない…
静かに包みを開けた彼は…)

フッ。

(恐る恐る視線を彼に移せば、薄く笑っている)

お前の気持ちにも、いい加減応えてやるべきか。
今までのお前の言動や行動でよくわかった。

(する、と了見の手が私の頬に触れて)
(額に軽く口付けられた)

もう余所見は許さないぞ。
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