あぁ上等だよ!!!3番の俺が綺麗さっぱり食べてやろうじゃねぇかッ!!!!

(一郎は宣言と共に高々と"3"と書かれた割りばしを掲げた…)




…ってことで、カップ麺はどこにあるんだ?

>激辛カップ麺ってこれのことですか?この前、〇〇さんが「持て余してるからあげる」ってウチに…。
>うわっ…それ、学校のダチが噂してたヤベェやつじゃ……

……分かった、王様の言うことは絶対だからな…。
お湯入れてくっからちょっと待ってろ。

(~5分後~)




オイ……これ、ちゃんと人が食べられるモノなんだろうな…?
においだけで何か目と鼻が痛ぇンだが…。

>一兄ッ……ちょっと…すみません、僕一時離脱しますごめんなさいっ
>あっ!!お前ズリぃぞ三郎!!!俺もちょっと無理ごめん兄貴!窓だけ開けてくねッ!!!!

いいんだお前ら……逆に、お前らが食うことにならなくてよかったと思ってる。
ありがとな…俺の雄姿は、命令した王様として〇〇が最後まで見届けてくれるからよ…。

…記録係も兼ねてるんだから、逃げんなよ?〇〇。

(※この後激しく咳き込みながら何とか食べ切った一郎の雄姿をめちゃくちゃ見届けた。)
3番の人は私が持て余していた激辛カップ麺を食べて下さい。