おっ、俺だ。
>〇〇さん録音しておく!?
>僕高性能なボイスレコーダー持ってます!!
お前ら、普段からそれぐらい仲良くしてくれりゃ良いんだけどな…。(一郎は遠い目をしていたが、やがて "さて…"と口を開いた)

好きなところを3つ、だったな。
んー………いざ考え出すと割とあるな~……3つに絞る方が、意外と難しいかもしんねぇ…。
(二郎と三郎は、微笑ましそうな表情で録音機器を差し出している…)
……っ分かった!
じゃ、順番に言ってくな?
…まず1つ目、俺のことを良く理解してくれてるところ。2つ目、俺のことを良く理解して、ダチとしてそばに居てくれるところ。
そんで……3つ目、人の痛みが分かる 優しい人間だってところ。
…これで良いか?
あ~~~……本人に直接言うの、想像以上にクるな……
めちゃくちゃ恥ずい…。(言いながら、逸らされた一郎の顔は耳まで真っ赤に染まっている…)