(とんとん拍子にもう一度会う約束が出来た…
待ち合わせ場所に行くと、一郎は連絡した時と同じ 至極嬉しそうな様子で手を振った)

〇〇っ!
連絡くれてありがとな。また会えてマジで嬉しいぜ!

…このまま連絡来なくて、またずっと会えず仕舞いだったらって…ちょっと思ってたからさ。

ほら、俺のこと嫌なやつとか思ってても可笑しくないだろ?…あれから2年も経ったし、2年もありゃ色々変わるには十分だし…な。

(一郎は仕切り直すように微笑むと、通りの向こうを指さした…)

っさて、積もる話もあるし とりあえずどっか座ろうぜ。
…あっ、うちに来るか?二郎と三郎はいま学校で居ねぇけど、夕方になりゃ帰って来るしさ。

あいつらもお前に会ったらきっとすげー喜ぶと思うんだ。

萬屋の事務所も、2年前はまだまだだったけど 今は結構様になったんで見せてやりてーし……

+じゃあ、お言葉に甘えようかな…
+また会いたいと連絡してみる