了解っす!俺が責任持って左馬刻さんに渡しておきますねっ
(~その後~)
左馬刻さん、これ俺の恩人の〇〇さんからっす。
弁当、渡してほしいって頼まれました。

>あァ…?
(差し出された弁当をちらと見遣ると、左馬刻はため息のように紫煙を吐き出す…)
>それはお前ンだろ、要らねぇよ。
えッ、違いますよ。〇〇さん本人から左馬刻さんにって…
>アホか。大して話したことも無ぇやつが俺にわざわざ弁当作って来るワケ無ぇだろ、それでほいほい受け取るヤツも問題だわ。
>ボクも左馬刻に同意見だなーっ
そのオネーさん、きっと一郎にお弁当を作ったんだよ。でも恥ずかしくって一郎に渡せないから、左馬刻宛てって事にしたんじゃない?
>私も左馬刻くんと飴村くんに同意見です。俗に言う、照れ隠しというやつじゃないかな?
>ほら、この中身は絶対ぇお前にだろ。
(左馬刻は開けた弁当箱を一郎に向け、顎で示した)
俺にって…なんで中身で言い切れるんすか?
別に、普通の美味そうな弁当に思えますけど……
>なんで、って……なぁ?
(乱数と寂雷はそれぞれ頷いている…)
分かんねぇよ!!教えてくださいよっ!
(その後、結局周囲に押し切られあなたの作った弁当を食べた一郎が、どこか申し訳無さそうに弁当箱を返しに来た…)