えっ、俺の誕生日覚えててくれたんすか!?
スッゲェー嬉しいっす!!!ありがとうございますっ!!
えっと、食べたいモンとか行きたいトコですよね……
(考えるようにキョロキョロとオッドアイが廻る…)

………んー…?
(長い沈黙の後、オッドアイは困ったような声と共に伏せられた)
すいません、〇〇さん…。
俺、〇〇さんが隣に居れば何でも美味く感じるし、〇〇さんが行きたいって言ったトコを俺も行きたいって思うから…
自分では、あんましそういう願望が無いっつか…要望が上手く出て来なくて……すいません…。
(しゅん、と肩を落としている…心なしか、叱られた犬のように垂れ下がる耳と尻尾が見える……気がする)