っ〇〇さん…?

(一斉に視線という視線があなたへ向く…微かに"誰?"などと云った声と同時に、一郎に視線が戻る……)

あ、えっと………ま、マネージャーさんです。…TDDの。

すいません、通してくださいっ…ッと……〇〇さん。お待たせしました。
…じゃあ、行きましょっか。

(若干苦しかったように思うが、一郎はすぐさま人だかりを抜けて近づいて来ると あなたの手首を引き、軽く会釈をしながら足早にその場を離れた……)

………すいません〇〇さん、助かりました。
それと、ごめんなさい…咄嗟にマネージャーって事にしちまって……とりあえず、TDDの事務所行きましょう。

今日はまだ誰も居ないはずなんで。

(周囲を気にしているのか、少し小声で話している…)

&TDDのマネージャー…いいかも……
&い、一郎お待たせーっ!!