(電話をすると一郎はすぐにポケットからスマホを取り出し相手を確認する…と、パッと表情を明るくした)

はいっ、もしもし……えっ、

(一瞬、一郎の目が探すように周りを見渡す…)

分かりました。…はい、急ぎますね。じゃあまた後で。

(一郎が電話を切ると、電話中は静かにしていた人だかりがまた賑わい出す…)

すいません、ちょっと呼ばれちゃって……"誰に、"ですか…?
…そうっすね……いっつも世話ンなってて、俺が憧れてる人です。

あっはは、待たせたらどうなるか分からないんで…失礼しますね。

(人だかりから颯爽と抜け出すと、一郎は小走りで何やらスマホを弄っている…)

"~♪"

(刹那、あなたのスマホから通知音が鳴った)

「助かりました。とりあえず、〇〇さんがまえ連れてってくれたカフェで待ってます。お礼させて下さい」

(一郎からのメッセージだ…)

&タイミングを見計らってカフェに行く
&(電話をして)急用で呼ばれたってことにして出てきて