っ、あれって……

>やっと気づいたかよ。…さっさと行け

ぅわっ…え、左馬刻さっ……

(軽く一郎の背中を押すと、変わらず紫煙を燻らし さっさと行ってしまう…)

……〇〇さんっ

(暫しその後ろ姿を見ていたものの、一郎はすぐにあなたの方に駆け寄った)

すいません、俺さっき気が付いて…ずっと見てたんすか?
声掛けてくれれば…っいや、左馬刻さんが居たからか……あの人が、俺がよく名前出す左馬刻さんなんですよ。

見た目は絶対ぇ関わっちゃいけないタイプの人ですけど、ああ見えてすげー良い人っすから安心してください。

…あ、そういや飯……一緒に食うって言ってたのに、どうしよ…。

(どこか捨てられた子犬のような顔で、左馬刻の去った方向を見ている……)

&よかったら私とお昼一緒にどう?
&えっ…約束があったのになんかごめんね、今から追いかけたら間に合うんじゃないかな?また時間のあるときにゆっくり話そうね。
&(取り込み中かな…話しかけて邪魔しちゃ悪いよね…)