こいつに何の用だ。
(聞き馴染みのある声と共に、大きな背中が庇うように立ち塞がる)
誰の許可を得て、このブクロでウチのDJを脅かしてるんだ?
……脅かしてない?なら、"困らせてる"の間違いか。
まぁ、どっちにしても 人に迷惑掛けてることには変わりねーなぁ?
(相手の男はポケットからゆっくりとマイクを取り出す…一郎はどこか楽しそうに薄く笑み、同じようにマイクを構えた)
ハッ…上等じゃねぇか。

受けて立ってやるぜ!どっからでも掛かって来い!!
(起動音と共に巨大なスピーカーが降って来る……男が悲鳴と共に宙を舞うのに、そう時間は掛からなかった)