(窓の外ではゴロゴロという低い音と共に、鈍色の雲に時おり稲妻が光っている…
一郎は読んでいたラノベから視線を外すと、あなたをちらりと見遣った)

なんだ…お前雷が怖いのか?

…大丈夫だ。
雷なんか、目閉じて耳塞いでりゃすぐに通り過ぎる。

大したことじゃねぇよ、音楽でも聴いて 目閉じて横になってろ。

近くに落ちたよ!!!どうしようめっちゃ怖い!!!!
雷怖い