(街中で一郎を見掛け追いかけるも途中で見失ってしまった…気付けば辺りは薄暗い路地裏が続いている……)

動くな。

(刹那、何者かに背後から羽交い締めにされ手で口を塞がれた…!)




ッ…暴れんな、俺だ。俺。
ったく……なんで今よりによってこんなトコにお前が………

俺は今、ちっと厄介な依頼を片付けててな…ここで連れが居るとマズい事になるんだ。
早くお前を逃してやりてぇけど……ッちょっと待て、誰か来る。

(壁を背にし、向こう側を覗く…
あなたを守るようにぎゅっと抱きしめるが、相変わらず口は大きな手に塞がれたままだ……)

緊張と一郎の格好良さに心臓がバクバクする
追いかける