〇〇っ…!

(一郎と逸れてしまい、スマホの充電も切れ途方に暮れていたところ 背後からあなたを呼ぶ聞き慣れた声がした)

はぁっ…はぁっ……ッおっまえ、今までどこ行って…!
…電話、したのに…出ねぇし…メッセージ送っても、既読付かねぇし…。

(スマホの充電が切れてしまったことを説明するあなた)

はぁ?充電切れたって……ハァー…
だから…いっつも残量気にしろって言ってんだろうが、このアホ…。

…俺が、どんだけ心配したか分かってんのか…?

お前に何かあったら、このまま見つけられなかったらって、…馬鹿みたいに考えてたンだぞ……

(一郎の手があなたの手をぎゅっと握った。…その手は少し震えている気がする)

もう、絶対にスマホの充電切らすな。つか、そもそも俺から離れンなちゃんと周り見ろ。

……俺も、こんな思いは二度と御免だからな

見つけてくれてありがとう
迷子になる