…そうか。

(言葉を探すように、小さく息を吐いた…)

……俺に、何をしてほしい？
お前のその辛さを、ちょっとでも和らげるために…俺に、何か出来ることは無いか。

何だって良い。

話を聞いてほしいなら幾らでも聞くし、ただそばに居てくれって言うなら 今日はずっとお前のそばに居る。

(一郎は柔らかく微笑む…)

…せっかくお前が頼ってくれたんだ、力にならせてくれよ。

→ 会社を燃やしてほしい(虚ろな目)