(じっとしていたあなただったが、一郎の手元からラノベが滑り 音を立てて落ちてしまった)

っん…?
……あぁ、二郎…いや、三郎か…?悪ぃ、肩借りちまって…ちっと寝落ちてたみた…い。

(あなたを見て固まった)

〇〇…わ、悪い。
人違いした上に肩借りて…重かっただろ?

(慌てて退いた)

お前も避けてくれて良かったのによ…ほんと優しいよな、お前。……サンキュな
起こさないようにじっとしておく