そりゃ多少は無茶する時もあっけど……っいや、お前にはやっぱりお見通しなんだな…。

(一郎はどこか困ったように苦笑した…)

…言い訳するワケじゃねぇが、これでも昔よりはかなり減ったんだぞ?
よっぽどの事じゃねぇと無茶はしねぇって決めたんだ。

無茶した分、どっかで必ずシワ寄せが行くからな…自分にだったらまだ良いけど、俺が無茶する事で周りにそれが行くかもしんねぇ。




……だから、俺はほんとに大丈夫だ。

お前みたいに、心配してくれるダチも居るし。他でもないダチを裏切るような真似はしねぇって。
見えないとこで無茶してそうだから…