(そうこうしている内に夜になり 集合場所である萬屋の前に行くと、既に準備を整えたらしい3人の姿が見えた…)
おっ、来たな。じゃあ始めっか!
>ねぇ〇〇さん何やる!?俺はぁー…まずは一番スタンダードっぽいこれかな!
>オイ二郎!まずはバケツがどこにあるかを教えるのが先だろッ
〇〇さん、バケツはここ。着火するものはこちらです。…何からやりますか?
(三郎と一緒に花火を選んでいる間に、もう背後でパッと火花が散り辺りが明るくなった)
>うわぁすっげぇー!三郎もボサッとしてねぇで早くやんなきゃ無くなンぞ!!
>う、うるさい!僕は一兄と〇〇さんの分を考えてだな…!
コラっ、こんな時まで言い合いすんなって…。
花火はまだまだあるンだ、なんせ数セットごっそりくれたからなっ
>これ打ち上げ花火?!結構デカくね…?
>バカだなぁ二郎は…そんなのこんなところで出来る訳無いだろ、上に何も無いところじゃなきゃ危険過ぎる。
建物や電線に当たったりしたらどうするつもりなんだ?
>なッ…そんなこたぁ分かってるっつの!……ねぇねぇ兄ちゃん、今度花火買ってみんなで打ち上げやりに行こーよ!
ははっ!まだ始めたばっかだってのに、もう次のこと考えてんのか?
…そうだな、今度は河原とかに行ってやンのも良いかもしんねぇな。
あーっと……ほら、〇〇。とりあえずこれで良いか?火付けてやっから、これ持ってろ。
(一郎はあなたに花火を一本渡すと、横からそっと先端に着火した…根元に火が届くと、パッと沸き出すように先から火花が散る……)
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綺麗…