(約束の時間通りにとある家に伺うと、優しそうな老婦人が顔を覗かせた…一郎とあなたを見ると、嬉しそうに顔を綻ばせる…。
挨拶や世間話もそこそこに、ふと一郎にぽんと軽く肩を叩かれた。)
…じゃあ、さっそくお願いしても大丈夫ですか?……えぇ、そりゃもうっ
彼女も楽しみにしてたでしょうけど、俺も…結構楽しみにしてたんですよ。
…はい。お任せしますんで、よろしくお願いしますね。
(一郎の言葉に婦人は品の良い笑みを零すと、あなたを別室にそっと促す…)
俺はここで待たしてもらうから、可愛くしてもらって来い。…後でな。
(軽く手を振る一郎に見送られ、別室に向かう…
「めいっぱい可愛くして、一郎ちゃんを骨抜きにしないとねぇ」と、悪戯っぽい笑みを含ませた婦人は俄然張り切っているようだ…。)
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浴衣姿を見せる