っ、
(あなたの涙を目にした瞬間、一郎の目が驚いたように大きく見開かれた…)

…何があったんだ?涙が止まらないって……っとりあえずタオルタオル…。
(目元にふわりとタオルを押し当てられる…)
…言葉に出来なそうなら、それでも良い。
自分の中の気持ちを言葉にするだけで、多少スッキリしたり、自分の中で整理が出来たりするけど…そんなにすぐ出来ることじゃねぇからな……
とにかく、いまは涙と一緒に全部流しちまえ。
涙が止まるまで……っいや、止まってもそばに居てやるよ。
(くすりと柔らかく口元で笑み、優しく頭を撫でられる…)