(家までの帰路を辿る途中、コンビニへの寄り道はすっかり恒例となってしまった……今日もさっそくいつものコンビニへ寄り道をしようとすると、)

………、

(コンビニのゴミ箱が並んでいる隣に、黒く大きな塊が地べたにしゃがみ込んでいた。
フードを目深に被った顔と無骨な手が、微かに明るく照らされている……どうやらスマートフォンを弄っているようだ。

頼りない白光に照らされる頬には大きな白い絆創膏が貼られ、指にはまたあちこちテープが貼られている…)

……。

(じっと見ているあなたに気が付いたのか、スマホからこちらについと顔が上げられた……
両方で色が違うその目は、コンビニから明るく漏れる蛍光灯の光を受け 猫の目のようにただジッとこちらを見つめている……)

▼手負いの獣…?(タップで開閉)
ちょっとした実験も兼ねた箸休め的なもの。
今はまだ手負いの獣な17歳の彼をどうするかはあなた次第。終着点は誰にも分からない。
分かっているのはあなたが世間一般的な社会人で、およそ世間一般的ではない17歳の彼を何だか放って置けないということだけ。

<※アングラ風味。こちらから話しかけてください。頭に記号等は不要です> 

君、どうしたの?怪我してる…
コンビニで絆創膏を買って手渡す
声を掛ける
慌てて目を逸らす
煙草を吸いながら横目で様子を伺う

コンビニ店員さんに入り口に怪我をしている人が居ると相談する
もう夜遅いけど帰らなくて大丈夫?
アイス食べる?
お腹空いてない?
また会ったね

昼間に姿を見かける
路地裏で見かける


手負いの獣