……、
(長くため息を吐くと、どこか気怠げに立ち上がった…想像よりも遥かに大きい体があなたに影を落とす…)
仮にそうだとしたら、あんたに関係あんのか。
俺が次に、
(言葉を切ると、一歩分 身長に見合った歩幅がすぐ近くまで距離を詰める)
…怪我が酷くて上手く歩けねぇから、あんたの家で手当てしてくれよ。……とか、アホなこと言い出したら?
…分かったろ。
中途半端に手ぇ差し伸べたりすんな、余計な恨みを買いたくなけりゃな。
(話は終わった、とばかりに彼はまた口を閉ざした…)
→
君が本当に望むならしてあげられる。 それで?それは本気なの?→
本当に手当てが必要なら、するつもりだよ