>一兄、〇〇さんから荷物が…たぶんお中元かと。
〇〇が?…ほんとだ。
ったく…あいつ……気ぃ遣わなくて良いってのに…。
(一郎は困ったように、だが嬉しそうに笑みを零す…)
>兄ちゃん!開けてみよーよっ
あぁ。よっ、と……結構重いな…。中身傷つけねーように……っお、
>あっ、
>うぉっ、すっげー!
カルピス詰め合わせ…。
ほんと、よく分かってんなぁウチのこと…。
>俺このフレーバー見たことねぇ!なぁなぁ見ろよ三郎っ!
>うるさい騒ぐなっ。これ、お中元限定のフレーバーじゃないですかね……確か、かき氷に掛けても美味しいって…。
今日のおやつにさっそく掛けて食ってみっか。
〇〇にもお礼しなきゃなっ
(数日後…あなたの元に三人の名前が書かれたお中元とお礼の手紙が届いた…。)
山田家にお中元を贈る