お…おう。

(一郎は咳ばらいをした)

っ……どうした、〇〇。

(心なしかいつもより低音だ…)

いや、なんか品がある言い方だったからよ…
こう、俺も落ち着いた兄貴にならなきゃいけねぇかなと思って…。
兄さん