(手製の短冊を差し出すと、一郎は嬉しそうに受け取った)

おっ、サンキュー。そっか、そういや今日は七夕だったな。
商店街でも笹に子どもたちが書いた短冊が吊るしてあったぜ。

…ウチじゃ肝心の笹が無ぇけど……まぁいっか。七夕だし、書くだけ書いてみりゃ。

んー……願いごとねぇ…なーに書くかなー………

(一郎は少し考える素振りを見せるも、すぐに思い付いた様子でさらさらとペンを走らせた)

…うっし。俺はこれだな!

……書けたか?

(首を傾げ、あなたの手元を覗く…)

山田家に幸あれ!
七夕だし短冊でも書こう