……お前、ほんっっっとに俺のこと好きな。

(あなたの頭の天辺からつま先までゆっくりと眺め、一郎はふぅと息を吐いた…)

特定のキャラじゃなくて、まさか俺のコスプレをするとは……

…まぁ、クオリティはやっぱ申し分無ぇな。
後はコレがありゃ…

(一郎の手がぽんぽんと頭を撫でる…)

タッパも無ぇけど、俺にしちゃ腕もずい分細ぇなー……ほらっ、俺はこんな細くねぇぞ?

(隣合って腕を差し出される…あなたと一回りも二回りも違う……)

ははっ、ほっせ。
見た目はある程度俺に似せられても、こういうトコはやっぱり女の子か。

(ふいに目が合い、じっとオッドアイに見つめられる)

……なんか、変な気分になるな。自分のコスプレしてるダチと見つめ合うって。
一郎のコスプレをする