あぁ、良いぜっ

つっても、何から教えっかな…
一口にラップって言っても、用語とかテクニックとか色々あるし…。

…じゃあ、用語とかは本とかサイトのが豊富にあるから まずは入り口としてライムの踏み方ってのを教えるかっ

よし席に着けー。
今からイケブクロディビジョンBuster Bros!!!のB.Bこと山田一郎がライム…いわゆる韻の踏み方ってのを教えるぞー

(あなたはソファに座り、はーいと返事をした)

うん、じゃあ始めるな。ちっと長くなるけどちゃんと聞いとけよ?

…ラップでの韻っていうのは初歩であり肝だ、用語やテクニックよりも先にまずやってみた方が覚える。例えば「ライム」を例に挙げて韻を踏むと……

ライフ・タイム・アイス・ナイフ。漢字で踏むと、皆無・財布・果実・細工…と、色々ある訳だ。
ここで、何で俺がここまでさらさら出るかって言うと まぁ慣れもあるんだが…大前提として、韻には母音が深く関わってるからだ。

母音っていうのは英語とかで習ったと思うけど、「アイウエオ」のことで 韻はここに当てはめて考えて行く。

さっき言った「ライム」を母音に当てはめると「アイウ」になるから、韻を踏むのは「アイウ」の音で考えて行くんだ。
難しそうと思うかもしんねぇけど、慣れればこれも頭の中ですぐ出来るようになるぞ。

これもちょっとテクニックを覚えると、スライム・クライム・プライム・サブライム…と、色々韻が踏めるようになってスゲー面白くなって来る。
そのテクニックはどう身に付けるかって言うと…拍子抜けかもしんねぇが、勉強だな。

人のをとにかく聴く、真似する、自分で書いてみる。英語を勉強してみたり、本を読んだり、映画を観るってのも良い。

ラップはとにかく経験と勉強とボキャブラリーが物を言う。ラップの世界に、無駄な経験なんて無いぜ。

……以上っ

ご清聴ありがとうございました。…どうだ?少しでもラップに興味を持ってくれたら嬉しいぜっ
ラップ教えて