(コンビニに入店し、店員に彼のことを話す…と、店員はすでに認識しているのかすぐに"あぁ、"と短く声を漏らした。
曰く、彼は週2.3回のペースで来るらしく 決まっていつも怪我をしているのだと言う。
顔に血が付いていた時もあり、その時はさすがに然るべき所に連絡をしたが すぐに"余計なことをするな"と恐ろしい形相で睨まれたと声を震わせる…
だが、彼のおかげか 以前来ていた柄の悪い者や厄介な客が来なくなり、彼もこちらから何もしなければ面倒は起こさないのでそのままにしていると話した。
「お客さんも、あんまり関わらない方が…。」言いにくそうに零された言葉で、話は締め括られた…)
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(番犬みたいだな…)→
暫くコンビニに通い続ける