あーんっ

(ぱくっ。…ねんいちの口に入る寸前、一郎は顔を近付け あなたの手をそっと逸らした…)

ん、美味ぇなーっ
〇〇からあーんしてもらうとなお更美味く思えるぜ。…ごちそーさん?

(ドヤァ。)

>………、

(数回咀嚼し一郎があっさりと飲み込んだ後で、ぽかんとしていたねんいちは何やらぷるぷると震え出した…)

…ん?なんか震えて……っもしかして泣く…とか……?

(次の瞬間、小さくマイクの起動音がすると ねんいちの背後に小さなDJブースが…!)




おまっ…!マジかよ……!!
ちゃんと起動するヒプノシスマイクまで持ってるとか聞いてねぇぞ!?

(あなたを庇うように立つ一郎にねんいちはビートに乗せラップを繰り出す…!

……も、何だかにゃーにゃーという可愛らしい声しか聞こえない…)

メロメロになっちゃう…これがねんいちくんのアビリティ…
どうぞ、あーん(食べさせてあげる)