…? (さっきから視線が……)

<キョロ、と見渡す一郎の目が 立ち去ろうとするあなたの後ろ姿を確かに捉えた>

>どうしたの?一郎くん、

〇〇……っいや、俺のダチが…。

>…行った方が良いんじゃない?

けど、アミリアさんの依頼が、

>私のことは良いの、また次の機会があるもの。…けど、一郎くんの機会は今だけじゃないかしら

<"彼女、大切な子なんでしょう?" 言葉と共に軽く一郎の背中を押し、アミリアはふっと微笑む…>

っ…すいません、ありがとうございます。

>そんなことより早く行く!彼女、左の角を曲がったわよっ

はいッ!!

<アミリアの声を背に一郎は勢いよく駆け出して行く…
走りながら器用にスマートフォンを取り出し、一郎はあなたに電話を掛けた>

出てくれよ……頼むから変な誤解してないでくれ…。

電話に出る
電話に出ない
その場から黙って立ち去る