…ったく……"おいた"が過ぎる勇者サマには、ちっと仕置きが必要か?

(上半身を起こした一郎と真っすぐに目が合う…
刹那、あなたの体は金縛りのように動かなくなった)

〇〇、その膝を ゆっくりと退けろ。

…言うこと、聞けるな?

(…あなたの意思に反し、膝はゆっくりと一郎の脚から離れる
手足の感覚がまるで他人の体のようだ…)

よしよーし…いい子だなぁ。

…どうだ?初めて掛かった"魅了"の魔法は。
そっと膝を少しずらす