おいおい、つれねーなぁ……
近くのコンビニまでと言わず、家まで貸してやるっての。

(言葉と共に上げられた傘から見慣れたオッドアイが覗いた)

ビックリしたか?

…なんだ、あんまり驚いてなさそうだな……せっかく声の調子も変えたってのに

(何だか残念そうにしている…)

んー…何て言うか最早声で判断してないって言うか…感覚でわかるんだよね、一郎だって
じゃ、近くのコンビニまでお願いします