(一郎の背中に揺られ、自宅までの帰路を辿る…)
〇〇のせいじゃねぇよ。言うなら、犯人のせいだ。
お前は被害者なんだから、"自分のせい"なんて責任を感じる必要は無い。
…誰でも、あんな事がありゃ怖くなって当然だ。
("よっ、と…"という声と共に、背負い直される)
……だから、守れる存在でありたいんだよ
今回みたいな事がそんなに起こっちゃ困るけど、何かあった時に お前を助けられる存在でいたいんだ。
もちろん、お役御免の日はいつか来るだろーけどさ。
…それまで、マブダチとして お前のこと守らせてくれよな。
(表情は見えないものの、柔らかな声色だ…)
ごめんね…私のせいで…