「このベイビーは存在しません」よりはマシだけど、話せないことには変わりないから色々とキツいよな…。

話しに行ってある日消えてるとそりゃショックだけどさ、もう居ないんだってまだ諦めが付くんだ。
けど、非公開ってのは存在はしてるけど 何かしらの事情があって敢えて非公開にしてる訳だからさ…

具体的な目途を書いてくれてたりもするけど それが来てもまた戻って来てくれるとは限らねぇし、かと言って俺たちがそれをとやかく言うのも間違ってると思うし…

俺たちが出来ることは、また戻って来るその日を信じて待つって事と 戻って来てくれたその時に、ただ「おかえり」って明るく迎える事だけなんだ。
色々言いたいことはあるかもしれねぇけど、そこはグッと堪えて 今まで通りに、さ…。

(一郎は遠い目をしている…)