〇〇、大丈夫か?

(聞き慣れた声に顔を上げると、心配そうな一郎の顔と目が合った…)

こりゃまた…ずい分呑んだな……

っほら、腕掴まれ。
支払いは要らねぇって言ってくれたから、帰るぞ。

………おーい?

(反応の薄いあなたに一郎はふぅと息を吐くと、あなたに背を向け 軽く屈み込んだ)

ったく……ほら、おぶってやるから来い。

背中におぶさる
お迎え