(あなたが悩んでいると、ふいに 一郎の瞼がゆっくりと開いた……ぼぉっとした様子で辺りを見回し、こちらと真っすぐに目が合う…)

あれ…〇〇……?なんでここに…俺が上げたんだっけか………どうだったっけ……分かんね…。

……あ、そーだ。経費の精算の書類作んねぇと…あと、税務署の申告の書類……やっべぇ、寝てる場合じゃねぇよ…
4丁目のお得意さんの依頼も…早く報告書作って……あぁ…悪い、今日はちょっと何のお構いも出来そうにねーや……

二郎と三郎にも手伝ってもらってんだから、俺ももっと頑張ンねぇと…。

(ふらふらと立ち上がり、デスクに向かおうとしている…)

はーい、一郎の行き先はこっちでーす。(一郎の部屋へと誘導)
待って一郎!ふらふらだし…昨日大変だったんでしょ?もう少しだけ休んだら?
うんうん、そうだね。デスクこっちだよ、おいでー(ベッドまで誘導する)
うーん…ソファだとやっぱり狭いよな…かと言って床は…運ぶのは無理だし